THREAD

接続に関してスレッドの処理方法を指定します。

構文:

THREAD={SHARE | ISOLATE}

パラメーター:

SHARE
アプリケーション内のすべての SQL 接続やカーソルなどは、すべてのスレッドで共有されます。たとえば、CONNECT 文をハードコーディングした場合、スレッド 1 がそれを実行してからスレッド 2 がそれを実行すると、接続がすでに開いているため、スレッド 2 はエラーを受け取ります。
ISOLATE
ODBC でのみ指定できます。すべての接続やカーソルなどは、それらの作成元のスレッドに対してローカルになります。この設定は、マルチスレッドのアプリケーション サーバー環境 (IIS/ISAPI など) で必須です。.NET アプリケーションは、COBOL 実行単位を使用してサービス要求の処理を分離する必要があります。

プロパティ:

デフォルト: SHARE

範囲:

コンパイル時の使用: いいえ
実行時の動作: 処理

詳細については、「範囲 - OpenESQL SQL コンパイラ指令オプション」を参照してください。