Enterprise Server のシステム ディレクトリ

各 Enterprise Server は、ログ、ダンプ、およびトレース情報をシステム ディレクトリ内のファイルに書き込みます。

通常、システム ディレクトリのデフォルトの場所は %USERPROFILE%\Documents\Micro Focus\<product name>\WORKAREA<region name> の下にあるサブフォルダーです。

  • %USERPROFILE% の値は、リージョンを MFDS から起動するかコマンド プロンプトから起動するかによって異なります。
    • MFDS から起動した場合は、サービスに関連付けられているアカウントのユーザー プロファイルが使用されます。このアカウントがローカル システム アカウントの場合、%userprofile% はローカル システム アカウントのユーザー プロファイルになります。
    • コマンド ラインから起動した場合は、環境変数 %USERPROFILE% が使用されます。
  • <product name> はインストールした製品の名前です。
  • <region name> は製品コンポーネントです。

システム ディレクトリの場所は、Enterprise Server Administration で Enterprise Server の定義を編集することで変更できます。

ローカル システム アカウント (LocalService) としてログオンするサービスとして Directory Server を実行している場合は、Directory Server が起動する Enterprise Server もそのアカウントのもとで実行されます。したがって、ログ ファイルのデフォルトの場所は C:\Documents and Settings\LocalService\My Documents\Micro Focus\<product name>\ X.X\WORKAREA\es-name\console.log になります。デフォルトでは、Windows は Documents and Settings の LocalService サブディレクトリを非表示にします。このディレクトリを表示するには、[すべてのファイルとフォルダーを表示する] がオン、[保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない] がオフになるように Windows のエクスプローラーを構成する必要があります。