JCL ジョブの実行および制御

ESMAC には、JCL の [Control] ページを使用して JCL ジョブを実行および制御する機能があります。

ジョブがサブミットされると、構文がすぐにチェックされます。その後、入力キューに入り、実行を待機します。対応するクラスのイニシエーターが使用可能になると、ジョブは実行状態になります。同じクラスの複数のジョブが入力キューにある場合、優先度の最も高いジョブが最初に実行されるようにスケジュールされます。

ESMAC を使用して JCL ジョブ ストリームを Enterprise Server にサブミットする場合、デフォルトの動作としてファイルが Web ブラウザーでアップロードされ、他の形式データとともにネット上 (Enterprise Server がリモートの場合) でサブミットされます。以前のリリースでは、ESMAC の JES の [Control] ページ (CASRDO44) を使用して、Enterprise Server インスタンスからのみ表示可能なファイル名を入力できました。

Mozilla Firefox V3 および IE 8 で実装されたセキュリティの変更により、この動作はサポートされなくなりました。この動作が許可される比較的古いブラウザーを使用している場合、動作をオーバーライドして、ファイル名のみを Enterprise Server にサブミットできます。

ジョブが完了したら、JCL の [Control] ページからそのジョブの実行の詳細を表示できます。

[JOBnnnnn] ページが表示されます。ここで、nnnnn はジョブの番号です。このページでは、次の「スプール キューの表示」のセクションで説明する複数の機能にアクセスできます。

リソース ロックを表示できます。リソース ロックの問題によっていずれかの JCL ジョブが保留になっていることが疑わしい場合は、リソース ロックを表示します。