行順編成ファイルにおける末尾の空白

Enterprise Developer は、レコードを書き込む前に、常に、行順編成レコードの末尾の空白を削除します。RM/COBOL は、FD 記述項にサイズの異なる 01 レベルのレコードが含まれている場合のみ、行順編成レコードの末尾の空白を削除します。このような違いがあっても、Enterprise Developer で変換された RM/COBOL プログラムの実行に問題が生じることはありません。ただし、行順編成ファイルに対する REWRITE 操作によってレコードの長さが変わると、実行時エラーが発生する場合があります。

ファイル編成を順編成に変更するか、別の埋め込み文字 (たとえば、LOW-VALUES) を、書き込みの前にレコードの終わりに転記します。これにより、完全な長さのレコードが確実に書き込まれます。

また、T ランタイム スイッチもレコードのサイズも変える可能性があるので、このスイッチが設定されていないことを確認する必要もあります。製品ヘルプの「ランタイム スイッチ」を参照してください。