テーブル境界チェック

この COBOL システムで、参照先のテーブルのサイズより大きい添え字値を含むプログラムを実行しようとすると、ランタイム システムはこれを示すエラーを生成します。ただし、RM/COBOL システムでは、このようなテーブル境界チェックは行われません。

したがって、この COBOL システムでテーブル境界チェックを無効にする場合は、NOBOUND 指令を使用する必要があります。

中間コードの実行時に NOBOUND 指令を使用すると、テーブルのサイズより大きい添え字値を使用してテーブルの境界を超えるデータにアクセスできます。中間コードの生成時に NOBOUND 指令を使用した場合は、生成されたコードの実行時にも境界チェックが無効になります。ただし、生成されたコードの実行時にテーブルの境界を超えてデータにアクセスする場合は、NOBOUNDOPT 指令も使用する必要があります。

注:NOBOUNDOPT 指令を使用すると、パフォーマンスが低下します。