ADO.NET Connection Editor

ADO.NET Connection Editor では、COBOL プログラムを ADO.NET または ODBC データ プロバイダーに接続する際に OpenESQL Managed Runtime で使用される接続構成を定義および管理できます。

接続情報は標準の .NET Framework リポジトリである machine.config に格納されるため、混合言語アプリケーションで接続文字列を共有できます。このリポジトリには、.NET Framework がインストールされているマシンのすべてのユーザーがアクセスできます。

OpenESQL Managed Runtime は、DbProviderFactory API をサポートするすべての ADO.NET プロバイダーをサポートします。

注:
  • 可能な場合は ADO.NET データ プロバイダーを使用することをお勧めします。ただし、ADO.NET Connection Editor により、必要に応じて使用できる ODBC 接続がカタログ化されます。
  • Windows 7 など、ユーザー アクセス制御に対応するオペレーティング システムで ADO.NET Connection Editor を実行する場合に、System タイプの接続について追加、削除、または更新を行うには、管理者として実行する必要があります。ただし、User または Azure タイプの接続を更新する場合には、この高度な権限は必要ありません。詳細については、「ADO.NET Connection Editor を管理者として起動するには」および「ADO.NET Connection Editor をユーザーとして起動するには」のトピックを参照してください。
  • Azure 接続タイプを指定した場合、Framework 設定および Availability 設定は無効になります。これは、プロバイダー フレームワークまたはビット情報を含まない単一の構成ファイルに Azure SQL データベース接続が格納されるためです。
  • Azure SQL データベース接続では、[Add an ADO.NET Connection] ウィザードの [.NET Data Providers] ページで指定するバージョン情報は無視してください。
  • ADO.NET Connection Editor は、32 ビットまたは 64 ビットおよびフレームワーク 2.0、3.0、3.5 またはフレームワーク 4.0、4.5、4.6 の組み合わせで動作します。作業を行うモードに関係なく、接続に使用するプロバイダーの 32 ビット フレームワーク 4.0、4.5、または 4.6 バージョンが必要となります。