Xfh2btr 呼び出し変換モジュール

Xfh2btr 呼び出し変換モジュールを使用すると、この COBOL システムから Btrieve ファイルにアクセスするための Micro Focus ファイル ハンドラー API を使用できます。

Btrieve は通常、ANSI 規格に準拠しません。ただし、デフォルトでは、Xfh2btr 呼び出し変換モジュールは、ANSI 動作をエミュレートさせるために Btrieve ランタイム システムに必要な呼び出しを行います。非 ANSI モードで操作することもできます。

Xfh2btr は Btrieve 6.1x 以降と互換性があります。

Xfh2btr は COBOL システムの一部として提供されます。これは、リンク可能なモジュール xfh2btr.obj としても提供され、Btrieve ファイル上で入出力を行うどのアプリケーションともリンクできます。

呼び出し変換モジュールで入出力を行うために Btrieve ランタイム システムを呼び出す必要がある場合は、モジュール _BTRV が呼び出されます。このモジュールの機能は、呼び出しをフォーマットし、Btrieve マイクロカーネル インターフェイス (Windows 用の wbtrv32.dll) に呼び出しを渡すことです。モジュール _BTRV は、Btrieve API 呼び出しで使用されるのと同じパラメーターを使って COBOL プログラムから直接呼び出せます (詳細は、『Btrieve プログラマーズ リファレンス マニュアル』を参照)。