DIVIDE 関数

目的

算術値を算術値で除算し、指定された精度およびオプションとして指定されたスケール係数で商を返します。

構文

DIVIDE(x,y,p)

または

DIVIDE(x,y,p,q)

パラメーター

x および y は算術値であり、p および q はそれぞれ精度およびスケール係数を表す整数定数です。

説明

DIVIDE 関数は、算術値 x を算術値 y で除算し、指定された精度 p およびオプションとして指定されたスケール係数 q で商を返します。

結果は、x および y の共通のデータ型を持つ xly です。

結果の精度は (p,q) または (p) になります。後者の場合、q はゼロです。

y がゼロの場合、プログラムはエラーになり、ZERODIVIDE 条件が発生します。

DECLARE SUM FIXED BINARY(15);
   .
   .
   .
PUT LIST ('HALF PRICE IS'||DIVIDE (SUM, 2, 15));

制約事項

パラメーター q は、結果の型が 10 進数でない場合は使用できません。