C$SLEEP

このルーチンは、マシンに効率的な方法でプログラムを一時停止します。
注: This ACUCOBOL-GT library routine is available in this COBOL version. Any compatibility issues in this COBOL system are in the Compatibility Issues section at the end of the topic.

使用法

CALL "C$SLEEP" 
    USING NUM-SEC

パラメーター

NUM-SEC 数値または英数字パラメーター スリープ状態になる秒数。

このパラメーターは、符号なし固定小数点数パラメーター、または符号なし固定小数点数を含んでいる英数文字データ項目です。

説明

このルーチンを使用して、ループにわずかな遅延を加えることができます。たとえば、レコードのロックが解除されるのを待機しているループに遅延を導入できます。C$SLEEP を呼び出すことで、待機中にマシンで他のプログラムを実行できます。

C$SLEEP ルーチンには、1 つの引数が渡されます。この引数は、一時停止する秒数です。たとえば、プログラムを 5.5 秒間停止する場合、次のいずれかを使用できます。

CALL "C$SLEEP" USING 5.5
CALL "C$SLEEP" USING "5.5"

一時停止の時間は、およその時間になります。システム クロックの精度やマシンのその時点の負荷に応じて、一時停止時間と要求された時間には多少の誤差が生じる場合があります。マシンの負荷が過剰な場合を除き、一時停止時間は通常、要求された時間の 1 秒以内または 10 分の 1 秒以内になります。

スリープ時間がゼロの場合、この機能は何も行いません。スリープ時間に符号が付く場合、この機能はランタイム エラーを生成します。

互換性の問題

なし