外部名

識別子名を指定する際、名前の長さおよび小文字の使用について、特定の規則が適用されます。

  1. 名前の長さ:Open PL/I では、最大 256 文字の長さの名前が許可されています。
  2. 小文字の名前:デフォルトでは、Open PL/I はすべての名前 (外部名を含む) について、すべての小文字を大文字として扱います。PL/I 以外の外部プロシージャと相互運用する場合は、この問題を回避する必要があります。たとえば、C 言語では、すべての外部名について大文字と小文字の区別が保持されます。

    Open PL/I から C 関数を呼び出す場合、またはその逆の場合は、次のオプションを使用できます。

    • 必要に応じて、C 言語では外部名を大文字で記述します。
    • PLI ENTRY 宣言で EXTERNAL('name') オプションを使用して、外部の C エントリ ポイントの正確な名前を指定します。
    • Open PL/I の -lowercase コンパイラ オプションを使用します。このオプションにより、すべての外部名は大文字ではなく小文字にマップされます。プロシージャへのエントリ ポイントだけでなく、生成される外部名はすべて小文字になるため、注意してください。