書き方:
CLOSE WINDOW window-save-area
構文規則:
- window-save-area は、PIC X(10) 句で記述される基本データ項目です。DISPLAY WINDOW 文の POP-UP AREA 指定のオブジェクトである必要があります。
一般規則
- CLOSE WINDOW 文は、DISPLAY WINDOW 文の POP-UP AREA オプションで作成されるポップアップ ウィンドウを削除するために使用されます。
- window-save-area は、この実行単位で実行された DISPLAY WINDOW 文の POP-UP 指定のオブジェクトである必要があります。さらに、その実行以降に CLOSE WINDOW 文のオブジェクトになっていたり、他の文で変更されていたりしてはいけません。この規則に違反すると、未定義の結果になります。
- CLOSE WINDOW 文は、対応する DISPLAY WINDOW 文が実行されたときにアクティブなウィンドウにあった端末の画面内容を復元します。言い換えれば、DISPLAY WINDOW 文で作成されたウィンドウが画面から削除され、ポップアップ ウィンドウの下にあった画面内容で置き換えられるということです。
- 対応する DISPLAY WINDOW 文が実行されたときにアクティブだったウィンドウがアクティブ ウィンドウになります。その結果、最前面のウィンドウとなります。また、他のウィンドウに重なる場合もあります。
説明:
現在のウィンドウは、それぞれの window-save-area データ項目で識別されるウィンドウを閉じることによって選択されます。次に例を示します。
5 つのポップアップ ウィンドウを、a、b、c、d、e の順で、作成したと仮定します。