SQL(CHECK) およびスキーマ オブジェクト

すべてのデータベースには、テーブル、列、ビュー、一時テーブルなどの SQL オブジェクトを含むスキーマが含まれています。コンパイル時にデータベース内のすべての SQL オブジェクトが使用可能である場合、SQL(CHECK) 指令を使用すると、コンパイル時にすべての SQL 構文がデータベースによって完全にチェックされます。

ただし、一部のスキーマ オブジェクトは、コンパイル時にデータベースで使用できない場合があります。この場合、OpenESQL では、次の 2 つのソリューションがあります。

SQL(IGNORESCHEMAERRORS) 指令
テーブルまたはその他の SQL オブジェクトがデータベースに存在しない場合は、この指令を SQL(CHECK) とともに使用します。SQL(IGNORESCHEMAERRORS) を追加すると、OpenESQL で、データベースから返された無効なオブジェクト参照のエラーを無視し、コンパイルを続行できます。
[ALSO CHECK] および [ONLY CHECK] 文プレフィックス
OpenESQL でコンパイル時に SQL オブジェクトをデータベースに実際に作成する場合は、コード内の個々の SQL 文でこれらの文プレフィックスを使用します。データベース内のオブジェクトで、コンパイル時に無効なオブジェクト参照のエラーがすべて返され、必要に応じて実行時にも返されます。

[ALSO CHECK] および [ONLY CHECK] の詳細については、「SQL(CHECK) の SQL 文プレフィックス」を参照してください。