XML TRANSFORM TEXT

この文には次のパラメーターがあります。

パラメーター 説明
InputDocumentPointer 変換対象の文字列としてメモリに格納されている XML ドキュメントを参照する COBOL ポインター データ項目の識別子。
InputDocumentLength InputDocumentPointer によって参照される XML ドキュメントの長さを含む COBOL 数値データ項目の識別子。
StyleSheetName 文字リテラルまたは英数字データ項目の識別子。この値は、入力ドキュメントを変換するために使用する XSLT スタイルシートを含むファイルの名前です。
OutputDocumentPointer この文が正常に完了した後に、変換された XML ドキュメントを文字列として参照する COBOL ポインター データ項目の識別子。
OutputDocumentLength この文が正常に完了した後に、変換された XML ドキュメント (OutputDocumentPointer によって参照される) の長さが含まれる COBOL 数値データ項目の識別子。

説明

XML TRANSFORM TEXT 文は、InputDocumentPointer パラメーターおよび InputDocumentLength パラメーターで指定した XML ドキュメントを、StyleSheetName パラメーターで指定した XSLT スタイルシートを使用して、OutputDocumentPointer パラメーターおよび OutputDocumentLength パラメーターで指定した新しいドキュメントに変換します。新しいドキュメントが XML ドキュメントになるかどうかは XSLT スタイルシートによって決まります。

生成された XML ドキュメントを保持するためのメモリ ブロックが割り当てられます。COBOL ポインター データ項目の既存のアドレス記述子は、このメモリ ブロックの記述子によってオーバーライドされます。このメモリが不要になったら、COBOL アプリケーションで XML FREE TEXT を使用して解放する必要があります。

XML-data-group というデータ項目に状態値が返されます。このデータ項目はコピーブック lixmldef.cpy に定義されています。

外部 XSLT スタイルシートを指定する場合:

XML TRANSFORM TEXT
    MY-IN-DOCUMENT-POINTER
    MY-IN-DOCUMENT-LENGTH
    "MY-STYLESHEET"
    MY-OUT-DOCUMENT-POINTER
    MY-OUT-DOCUMENT-LENGTH
IF NOT XML-OK GO TO Z.

外部 XSLT スタイルシートとパラメーターを指定する場合:

XML SET XSL-PARAMETERS
     "MY-COUNT", 7.
IF NOT XML-OK GO TO Z.
XML TRANSFORM TEXT
    MY-DATA-ITEM
    "MY-DOCUMENT.XML"
    "MY-MODEL-FILE"
    "MY-STYLE-SHEET"
IF NOT XML-OK GO TO Z.