C$RERR

前回の入出力文の拡張ファイル状態情報を返します。

構文:

CALL "C$RERR" USING extend-stat [text-message, status-type]

パラメーター:

extend-stat
PIC X(5) 以上
text-message
PIC X(n)
注: このオプション パラメーターはこの COBOL システムでは無視されます。
status-type
PIC 9
注: このオプション パラメーターはこの COBOL システムでは無視されます。

出力パラメーター:

extend-stat
前回のファイル入出力によって生じた拡張ファイル状態を返します。

説明:

戻される状態については、ACUCOBOL-GT 製品ドキュメントの「Appendix E」にあるファイル状態の表に記載されています。ファイル状態 (最初の 2 文字) が 30 の場合、残りの情報はオペレーティング システムの状態コードで、エラーの原因を示しています。一部のシステムでは、オペレーティング システムにより 3 桁以上の状態コードが必要となります。これは、C$RERR ルーチンに 4 文字を超えるフィールドが渡される可能性があるためです。

エラー 30 が発生した場合は、常にオペレーティング システムの状態値がこの拡張フィールドに戻されます。戻される数字は、左揃えの 10 進値になります。受け取るフィールドが小さすぎる場合、右端の桁が戻されます。受け取るフィールドが大きすぎる場合、超過した文字がスペースで埋められます。