PL/I メッセージ ユーザー出口の使用

PL/I メッセージ ユーザー出口では、コンパイル時や実行時に発行されるメッセージを監視できます。PL/I のさまざまなコンポーネントから発行されるメッセージは、いずれもユーザー出口に提示されます。コンパイラから発行されたメッセージであれば、さらに -f コンパイル時オプションの対象となります。

ユーザー出口では次のことが可能です。

注: ユーザー出口 API は信頼されたインターフェイスであり、PL/I の一部として実行されるため、ランタイム システムや関連するコンパイラなどのコンポーネントの安定性に影響する可能性があります。

Enterprise Developer には、必要に応じて変更できるスケルトンのユーザー出口がデフォルトで用意されています。これを使用してコンパイル時の情報を収集し、リアルタイムでまたは後から分析することができます。ユーザー出口を変更した場合は、提供されているスケルトンのユーザー出口よりも優先されるようにするか、そのユーザー出口に置き換えます。

コンパイル時ユーザー出口は、次のようにビルドする必要があります。

mfplictx (小文字) という実行可能ファイル名があり、これが検索パス (PATH (Windows)) 上のディレクトリ内に配置されている必要があります。