制限付き式

PL/I で (場合により符号付き) 整数定数が必要とされる場合、制限付き式を使用できます。制限付き式は、コンパイル時に値が計算され、定数として使用される式です。たとえば、式を使用することで、次にような場合に必要な定数を定義できます。
  • 静的宣言での文字列の長さ
  • 他の (構造体メンバーではない) 記憶域クラスの文字列の長さ
  • 静的宣言でのエクステント
  • 静的初期化で使用される値

制限付き式は通常の式と同じですが、個々の作用対象は次のいずれかである必要があります。

組み込み関数を使用する場合は、次のいずれかのカテゴリの関数でなければなりません。

制限付き式の評価は、エントリ宣言の RETURNS 記述子で行われます。