SQL Server Database Project テンプレート

重要: SQL Server データベース プロジェクト テンプレートを使用するには、ASP.NET および Web 開発ツール機能を Visual Studio IDE からインストールする必要があります (詳細については「不足している機能を IDE からインストールするには」を参照してください)。

Enterprise Developer には、SQL CLR 統合に対応するための SQL Server Database Project テンプレートがあります。これにより、SQL CLR ストアド プロシージャを Enterprise Developer プロジェクトに作成または追加できます。ストアド プロシージャを SQL Server 2008 R2 にディプロイおよびパブリッシュするには .NET Framework 3.5 以前を使用し、SQL Server 2012 以降にディプロイおよびパブリッシュするには最新バージョンを含む任意のバージョンの .NET Framework を使用します。

このテンプレートを使用すると、Visual Studio では、1 つのソリューションで 2 つのプロジェクトが生成されます。

.NET COBOL プロジェクト
このプロジェクトより、[プロジェクト] メニューから、およびプロジェクトのコンテキスト メニューから使用できる次のオプションを含む、SQL CLR ストアド プロシージャを作成できるユーザー インターフェイス機能にアクセスできます。
  • [Add User-Defined Function]
  • [Add Stored Procedure]
  • [Add Aggregate]
  • [Add Trigger]
  • [Add User-Defined Type]
  • [Add Script]
  • [Add Stored Procedure Definition]
次の各 COBOL プログラム テンプレートは、SQL CLR オブジェクトの追加時に自動的に生成され、プロジェクトに追加されます。各テンプレートには、それぞれの SQL CLR オブジェクト タイプに必須のコードがすべて含まれています。
  • Function1.cbl
  • StoredProcedure1.cbl
  • Aggregate1.cbl
  • Trigger1.cbl
  • Type1.cbl
.Publish プロジェクト
このプロジェクトは、SQL Server データベースへのディプロイに使用するメカニズムです。これには、同じソリューションに含まれている COBOL プロジェクトへの参照があります。このプロジェクトをパブリッシュすると、このプロジェクトにより、参照対象の .NET COBOL プロジェクトで定義されたあらゆる要素もディプロイされます。
プロジェクトのオブジェクトは、次のとおりです。
  • script.COBOL.RuntimeInstall.sql - COBOL ランタイムをディプロイおよびパブリッシュ処理の一部としてインストールする SQL スクリプト
  • script.COBOL.RuntimeInstall_ADO.sql - ADO.NET ランタイムをディプロイおよびパブリッシュ処理の一部としてインストールする SQL スクリプト
  • script.COBOL.RuntimeUninstall.sql - ディプロイおよびパブリッシュ処理の完了時に COBOL ランタイムをアンインストールする SQL スクリプト
  • COBOL プロジェクト参照 - ソリューションの作成時に追加された .NET COBOL プロジェクトへの参照