メッセージのテキストの構成

各メッセージのテキストは、MFFTP ではなく、使用している FTP サーバーによって決定されるため、サーバーの実装によって異なります。各メッセージの合格または失格ステータスをチェックする際、別のユーザー構成モジュール (MFFTPMSG) を使用してメッセージのテキストを変更できます。

MFFTPMSG には、コード 230 によって識別されたメッセージのテキストを単純なテキスト「User logged on」に置き換える方法の例が用意されています。このテキスト置換の方法は、ユーザーの名前を隠したい場合に有効です。MFFTPURR と同様、見つかった場合はロード モジュールが使用されます。

MFFTPMSG および MFFTPURR は製品に付属するサンプル プログラムであり、<install-dir> ディレクトリの src ディレクトリ内にあります。これらのモジュールを使用するには、それらをコンパイルし、ランタイム システムがロードできる場所 (エンタープライズ サーバー インスタンスの定義で「JES プログラム パス」と定義された PATH) に置く必要があります。