制約事項および制限事項

RM/Panels を含むアプリケーションを使用する場合、次の制限が適用されます。

Enterprise Developer ではパネル エディターを使用できない
RM/Panels 製品には、パネルのランタイムとデザイナー/エディターの両方が含まれています。RM/Panels ライブラリ ファイルの作成と変更が可能な RM/Panels Designer アプリケーションは、Enterprise Developer では使用できません。ただし、ライブラリ ファイルの変更は、引き続き RM/COBOL バージョンを使用して実行できます。
エンドユーザー向けのパネル エディターがない
RM/COBOL では、実行時にオプションでパネル エディターを起動できます。これは、Enterprise Developer バージョンの RM/Panels ではサポートされません。
文字ベースのコントロールのみ
Windows では、コントロールは常に文字ベースになります。RM/COBOL の一部のバージョンでは、特定のコントロールをその場で Windows コントロールに変換できました。これは、Enterprise Developer バージョンの RM/Panels ではサポートされません
RM/Panels アプリケーションにはプラットフォーム間の互換性がない
Windows 用に設計された RM/Panels アプリケーションは UNIX プラットフォームでは互換性がなく、その逆も同様です。これは、2 つのプラットフォーム間で行終了文字と線描画文字が異なるためです。
モードレス操作はサポートされない
モードレス操作を開始するユーティリティ関数 (RMP--U-SMD) は機能しません。
Panels 2.0 のみをサポート
バージョン 1.0 と 2.0 の間で Panels ライブラリ ファイルに大きな変更がありました。runpan2 プログラムでは、Panels 2.0 のライブラリ ファイルのみがサポートされます。バージョン 1.0 から 2.0 への変換手順については、「RM/Panels Reference Manual」を参照してください。