このコマンド ライン ユーティリティを使用すると、ユーザー インターフェイスをロードせずに比較や同期を実行できます。
このユーティリティは、直接コマンド プロンプトから実行することも、コマンドをバッチ ファイルに追加して、スケジューラを使用して実行することもできます。
構文:
>>-MFMON2--.--------.--.-BOTH-----.--.----------.--.-QSAM-.--local-dir->
+-TEXT---+ +-UPLOAD---+ +-prefix-*-+ +-PDS--+
+-BINARY-+ +-DOWNLOAD-+ +-END--+
+-MONITOR--+ +-KSDS-+
>-AGAINST-data-set--.---------------.-.------------.-.-----------------.-.---------------.->
+-TYPE=mem-type-+ +-STATUS=xxx-+ +-EXT=extension---+
+-TYPE=mem-type-+ +-CCID=xxxx--+ +-Comment="xxxxx"-+ +-EXT=extension-+
>-.----------------.---<<
+-REGEXT_ALLOW=Y-+
注: 2 行目の
AGAINST-data-set 行は Endevor 専用です。
詳細は次のとおりです。
- prefix
- ファイルおよびメンバーの選択に使用するフィルター。デフォルトでは、* によってすべて選択されます。
- local-dir
- ワークステーション上のディレクトリ。
- data-set
- メインフレーム上のデータ セットまたは Endevor リソース。
- TYPE=mem-type
- Endevor、Panvalet、または Librarian のコンテナーに含まれているメンバーのタイプ。
- STATUS=xxx
- Panvalet メンバーのステータス。
- EXT|EXTENSION=extension
- ワークステーション上の同期されたメンバーに付ける拡張子。
注:
- 「EXTENSION」を指定しないか、「EXTENSION=」を指定すると、ファイルが拡張子なしでダウンロードされます。
- 「EXTENSION=*」を指定すると、データ セット名の最後の部分に一致する拡張子になります。たとえば、ソース データ セットが a.b.c.d である場合、ファイル拡張子は .d になります。
- それ以外の場合は、指定した拡張子になります。たとえば、「EXTENSION=txt」とすると、ファイルは .txt 拡張子を付けてダウンロードされます。
- REGEXT_ALLOW=Y
- プレフィックスを正規表現の形式にすることができます。
説明:
このユーティリティがユーザーの介入なしにメインフレームに接続できるようにするには、バッチ ファイルの先頭またはコマンド ラインで MFA_SERVER_PARMS 環境変数および MFDAS SETUSER コマンドを設定します。次に例を示します。
SET MFA_SERVER_PARMS=MFSRV:mf01,MFNODE:mf01.docs.com,MFPORT:1234
MFDAS SETUSER usr1 pass1