エンタープライズ サーバー上でデバッグするには

  1. デバッグの準備については、「Enterprise Server でのデバッグの準備」を参照してください。
  2. [プロジェクト > プロジェクトのプロパティ] をクリックし、[デバッグ] タブに移動します。
  3. デバッグするサービスまたはアプリケーションのタイプに対応するタブをクリックし、次のように、その詳細を入力します。
    • Web サービスの場合は、サービス要求を行うクライアントの IP アドレスを入力します。また、サービスの完全修飾名を入力することもできます。完全修飾名を形成するには、サービス名の後に、ポンドまたはハッシュ文字 (#) とデバッグする操作の名前を付け加えます。たとえば、ディプロイした Web サービスのサービス名が http://tempuri.org/wmapserv、デバッグする操作が Read の場合、完全修飾サービス名は http://tempuri.org/wmapserv#Read となります。
    • CICS の場合は、CICS 端末 ID、アプリケーションの CICS トランザクションなどを入力できます。ノンファシリティ タスク (端末またはプリンター上で実行されないタスク) の場合は、端末 ID の値として「....」を指定します。
    • JCL の場合は、ジョブ名、ジョブ番号、最上位のプログラムなどを入力できます。
  4. [デバッグ > デバッグの開始] をクリックします。
  5. エンタープライズ サーバー リージョンでデバッグする Web サービスまたはアプリケーションを開始します。この方法はアプリケーションのタイプによって異なります。次に例を示します。
    • Web サービスの場合は、クライアント プログラムを実行し、サービスを起動するための入力を行います。デバッグ セッション内からクライアント モジュールを実行することはできません。ただし、クライアント プログラムが、デバッグを行うプロジェクトとは異なるプロジェクトの一部でもある場合は、別のデバッグ セッションを開始し、クライアント プロジェクトを開いて、クライアント モジュールを実行できます。
    • CICS アプリケーションの場合は、TN3270 端末セッションを起動し、トランザクションを実行します。

      Micro Focus Rumba+ Desktop がインストールされている場合は、Rumba+ Desktop のメインフレーム セッションで、または IDE 内の Rumba+ Desktop メインフレーム ディスプレイ ビューでアプリケーションを実行できます。

  6. 通常の方法でアプリケーションを 1 ステップずつ実行します。 デバッガーが exit program 文に到達し、どの行もハイライトされていない場合は、サービスまたはアプリケーションが終了しています。デバッガーは、次に一致するサービスまたはアプリケーションが起動するのを待ちます。
  7. デバッグが完了した後、[デバッグ > デバッグの停止] をクリックします。 Enterprise Server 設定で指定されている場合は、プロジェクトを閉じると、アプリケーションのデバッグに使用したエンタープライズ サーバーが停止および削除されます。