UNIX 上の Enterprise Server へのディプロイ

UNIX 上で実行されているリモートのエンタープライズ サーバー リージョンにサービス インターフェイスをディプロイするプロセスについて説明します。

エンタープライズ サーバー リージョンEnterprise Serverの UNIX インストール上で実行している場合、そのエンタープライズ サーバーにもサービスをディプロイできますが、ディプロイ後は、Enterprise Serverが実行されているプラットフォームで、使用するサービス用に生成したドライバー プログラムをコンパイルする必要があります。CICS および IMS のサービス インターフェイスの場合は、CICS や IMS のアプリケーションをコンパイルしたり実行したりするためのライセンスが必要になるため、Enterprise Server をインストールする必要があります。

ターゲットの UNIX マシンでサービス ドライバー プログラムをコンパイルするには、次の手順を実行します。

  1. ターゲット マシンにログオンします。
  2. パッケージ パスのフォルダーに移動します。開発用マシンから起動した telnet セッションを使用する場合、パッケージ パスをクリップボードから貼り付けることができます。
  3. cob コマンドおよび適切な指令を使用して、サービス ドライバー ソースをコンパイルします。使用する指令は、次のように、サービス インターフェイスのタイプによって異なります。
    注: サービス インターフェイスのファイル名プレフィックス (SERVINTNAME) は常に大文字です。
    サービス インターフェイスのタイプ コンパイル先 コマンド ライン
    CICS 画面または EBCDIC COMMAREA GNT cob –vu servintname.cbl –C “CICSECM() DIALECT(OS390) DEFAULTBYTE(00) WARNING(1) COPYEXT(cpy)”
    CICS 画面または EBCDIC COMMAREA 共有オブジェクト cob –vUz servintname.cbl –C “CICSECM() DIALECT(OS390) DEFAULTBYTE(00) WARNING(1) COPYEXT(cpy)”
    ASCII COMMAREA GNT cob –vu servintname.cbl –C “CICSECM() DIALECT(OS390) CHARSET(ASCII) DEFAULTBYTE(00) WARNING(1) COPYEXT(cpy)”
    ASCII COMMAREA 共有オブジェクト cob –vUz servintname.cbl –C “CICSECM() DIALECT(OS390) CHARSET(ASCII) DEFAULTBYTE(00) WARNING(1) COPYEXT(cpy)”
    IMS 画面 GNT cob –vu servintname.cbl
    IMS 画面 共有オブジェクト cob –vUz servintname.cbl