RM/COBOL 索引付きデータ ファイルへのアクセスの構成

注: これらのオプションを有効にするには、ACUFH 構成オプションをオンに設定する必要があります。デフォルトではオンです。これらのオプションを Enterprise Server で有効にするには、ESACUFH もオンに設定する必要があります。デフォルトではオフです。

RM/COBOL 索引付きデータ ファイルを処理するには、ファイル ハンドラー構成ファイルでファイルを IDXFORMAT=21 にマッピングします。

構成ファイルでは、IDXFORMAT 21 を特定フォルダーのすべてのファイル、特定のファイル拡張子を持つすべてのファイル、または単一のファイルに適用できます。マッピングに使用できるタグおよびそれらのタグの設定が適用される順序については、「構成ファイルの形式」を参照してください。

マッピングが適用される順序は重要です。これは競合する設定が上書きされる場合があるからです。たとえば、次の構成ファイル セットの抜粋では、c:\files\rmfiles にあるすべてのファイルを IDXFORMAT 21 に設定し、.DAT 拡張子を持つすべてのファイルを IDXFORMAT 17 に設定します。

[FOLDER:C:\\files\\rmfiles]
IDXFORMAT=21

[*.DAT]
IDXFORMAT=17

c:\files\rmfiles.DAT ファイルがある場合、マッピングはタグのタイプに応じて適用されます。上記の例では、拡張子タグでのマッピングは FOLDER タグでのマッピングの後に適用されるため、そのディレクトリにある .DAT ファイルの IDXFORMAT は 17 になります。

デフォルトで、ファイル ハンドラーはすべての順編成データ ファイルと相対データ ファイルを処理しますが、それらのファイルを RM/COBOL ファイル ハンドラーによって処理する場合は、INTEROP=RM 構成オプションを使用します。ただし、INTEROP マッピングおよび IDXFORMAT マッピングが競合する場合、RM/COBOL 索引付きデータ ファイルでは INTEROP 設定によって IDXFORMAT がオーバーライドされます。