DEFINE _XOPENCOMPAT

XA 準拠のリソース (外部リソース マネージャー) の属性を定義します。
キーワード 説明
_Xopencompat(name) X/Open または XA リソース マネージャー レコードのキーを指定します。この設定は必須です。

name は、最大 8 文字の長さに指定できます。使用可能な文字は、A から Z まで、0 から 9 まで、$、@、および # です。

Group(groupname) XA 定義が属するグループの名前を指定します。この設定は必須です。

groupname は、最大 8 文字の長さに指定できます。使用可能な文字は、A から Z まで、0 から 9 まで、$、@、および # です。Mainframe Subsystem Support (MSS) では DFH というプレフィックスをシステム グループに使用するため、DFH で始まるグループ名は指定しないでください。

Description(text) XA レコードについて説明します。この設定は省略可能です。

text は、最大 60 文字の長さに指定できます。制限はありませんが、左かっこを使用する場合は、それに対応する右かっこがあることを確認する必要があります。

_Openstring (string) xa_open() 呼び出しでリソース マネージャーに渡される文字列を指定します。

通常、このフィールドのエントリには少なくともデータベース名、およびデータベースに接続するユーザー ID とパスワードが含まれます。

リソース マネージャーが動的登録をサポートし、ax_reg 関数を提供するモジュールの名前を要求するデータベース ベンダーの場合は、casaxlib を指定します。オープン文字列およびクローズ文字列は、DATABASE、USERID、および PASSWORD と一緒に使用することはできません。

注: この文字列の内容は、データベース固有です。DB2 の場合、文字列の内容については、IBM 社の『DB2 管理の手引き』および『アプリケーション プログラミングの手引き』を参照してください。Oracle の場合は、『Oracle アプリケーション開発者ガイド 基礎編』を参照してください。
_Closestring(string) xa_close() 呼び出しでリソース マネージャーに渡される文字列を指定します。[Close string] を指定する必要があるかどうかは、データベース ベンダーのドキュメントを参照してください。
_Database(name) リソース マネージャーを認識する名前を指定します。
_Userid(user) 特定の XA 構成を識別するために内部的に使用するリソース マネージャー ID を指定します。これは、システム内で一意である必要があります。
_Password(password) ユーザー ID に必要なパスワードを指定します。
_SWitchmod(path) xa_switch_t 構造体をシステムに返すエントリ ポイントを含む実行可能ファイル (.dll) の場所を指定します。
_Runtime(None | Db2 | Oracle | Sybase | User) サーバーがコンテナー管理アプリケーションの代わりに通信する必要がある外部リソース マネージャーを指定します。

デフォルトは None です。

_SUpportmod(name) RUNTIME で USER を指定した場合、アプリケーションによるデータベース呼び出しに対するランタイム サポートを提供するモジュールの名前を指定します。

Example
DEFINE _XOPENCOMPAT(ORACLE) GROUP(TEST)
DESCRIPTION(Oracle XA Sample)
       _OPENSTRING(Oracle_XA+Acc=P/scott/tiger+SesTm=0+DbgFl=15)
       _SWITCHMOD(c:\oracle\bin) _RUNTIME(ORACLE) _SUPPORTMOD(xaosw)