ランタイム システム環境の構成

テストを実行するランタイム システム環境の構成は通常の方法 (「ランタイム システムの構成」を参照) で行うことができますが、これらの設定は、値が変更されない限り、以降に実行される各テストにそのまま適用されます。より効率的な方法は、特定のテスト実行を開始する際に自動的に適用される環境を構成することです。これを行うには、通常のランタイム システム構成を含むアプリケーション構成ファイルを作成します。このファイルの名前は、テスト実行に含まれるテストのタイプによって異なります。
ネイティブ COBOL のテスト
アプリケーション構成ファイルのベース名をテスト スイートのベース名 (.dll.int.gnt、または .mfu ファイルのベース名) と同じにし、拡張子は .mfgcf にする必要があります。このファイルをテスト スイートと同じ場所に格納すると、テスト実行で使用されます。
アプリケーション構成ファイルは IDE を使用して作成します。詳細については、「アプリケーション構成ファイル」を参照してください
注: Micro Focus Unit Testing Framework でアプリケーション構成ファイルをコマンド ラインから使用する場合、COBCONFIG.BLOCK 環境変数を設定する必要はありません。
.NET 手続き型 COBOL のテスト
テストをコマンド ラインから実行する場合は、アプリケーション構成ファイルのベース名をテスト スイートのベース名 (.dll または .mfu ファイルのベース名) と同じにし、拡張子は .config にする必要があります。このファイルをテスト スイートと同じ場所に格納すると、テスト実行で使用されます。
テストを IDE 内から実行する場合は、新しい .NET アプリケーション構成ファイルをテスト プロジェクトに追加し、名前を test-project-name.config に変更します。さらに、このファイルの [Copy to output directory] を [Always] に設定します。