ファイルのコンパイラ指令の確定方法の構成

ソリューション エクスプローラーおよびプロジェクト詳細ウィンドウで [指令の確定] コンテキスト メニュー コマンドを使用して、IDE でプロジェクト内のファイルをスキャンして必要なコンパイラ指令を設定できます。IDE の環境設定から、この動作を構成できます。
  1. [ツール > オプション] をクリックします。
  2. [Micro Focus] を展開します。
  3. [指令 > COBOL] をクリックします。
  4. 指令スキャンの実行後にコンパイラ指令の設定を承認する場合は、[Show selection dialog after determination] をオンにします。
  5. [ファイルの指令の確定] をオンにします。
  6. ファイルの COBOL 方言を判別し、COBOL DIALECT 指令を設定するには、[ファイルに DIALECT 指令を設定する] をオンにします。

    DIALECT 指令は、プロジェクト レベルで設定されている指令と異なる場合にのみ設定されます。

  7. 必要に応じて [EXEC SQL を含むファイルに SQL 指令を設定する] をオンにします。

    SQL 指令がファイルに含まれている場合は、 をクリックし、設定対象の SQL 指令を選択します。

    注: 必要な指令を選択し、チェック ボックスをオンにするか、指令がファイルに設定されていないようにする必要があります。
  8. 必要に応じて [EXEC SQL を含まないファイルの SQL 指令の設定を解除する] をオンにします。

    ファイルに対してSQL 指令が設定されていない場合、SQL 指令はプロジェクト上の SQL 設定をオーバーライドします。

  9. 必要に応じて [EXEC DLI を含むファイルに EXECDLI 指令を設定する] をオンにします。

    EXECDLI 指令は、EXEC CICS 文を含むファイルに設定されます。オプションとともに必要とされる指令が、プロジェクトに設定されている指令と異なる場合は、必要な指令がファイルに設定されます。

  10. DLI 指令がプロジェクト レベルで有効になっている場合は、[EXEC DLI を含まないファイルの EXECDLI 指令の設定を解除する] をオンにします。これにより、EXEC DLI 指令がプロジェクトで設定されているかどうかに関わらず、EXEC DLI 指令はコンパイル時に適用されません。
  11. 必要に応じて [EXEC CICS を含むファイルに CICSECM 指令を設定する] をオンにします。

    CICSECM() 指令は、EXEC CICS 文を含むファイルに設定されます。

  12. 必要に応じて [EXEC CICS を含まないファイルに NOCICS 指令を設定する] をオンにします。

    この指令がファイルに設定されている場合、この指令はプロジェクトに対して設定されている CICSECM 指令をオーバーライドします。

ヒント:
  • ステータス バーには、指令をスキャン中のファイルが示されます。
  • 出力ウィンドウには、各ファイルに設定中の指令が表示されます。