エンタープライズ サーバー リージョンの XA リソース (XAR) を定義するには

  1. Enterprise Server Administration のホーム ページにあるサーバーの表で、編集するエンタープライズ サーバー リージョンの行の左にある [Edit] をクリックします。
  2. [XA Resources] タブをクリックします。
  3. [Add] をクリックします。
  4. XAR の詳細を指定します。
    [ID]
    特定の XA 構成を識別するために内部的に使用される XA リソース マネージャー (XAR) ID を指定します。この ID は、エンタープライズ サーバー リージョン内で一意である必要があります。この ID は、JES 始動型ジョブおよび XAID コンパイラ指令オプションによって使用されます。詳細については、XAID」、バッチ モードでの TSO コマンドの実行 (IDAEFT01)」、および「XAR の計画と設計」を参照してください。この設定は必須です。
    [Name]
    XAR を認識するための名前を指定します。この設定は必須です。
    [Module]
    xa_switch_t 構造体をエンタープライズ サーバーに返すエントリ ポイントを含む RM スイッチ モジュール実行可能ファイル (.dll) の場所を指定します。実行可能ファイルのフル パスを指定することを強くお勧めします。この設定は必須です。
    [Reconnection attempts]
    再接続の値は、XA リソースへの接続を試行する回数を制御します。デフォルト値は 1 です。この値を 0 にすることはできません。値が -1 の場合は、繰り返し再試行します。
    [Open string]
    xa_open() 呼び出しでリソース マネージャーに渡される文字列を指定します。通常、文字列には少なくともデータベース名、および多くの場合はデータベースに接続するユーザー ID とパスワードの資格情報が含まれます。この文字列の内容は、データベース固有です。

    RM スイッチ モジュールが動的登録をサポートし、ax_reg 関数を提供するモジュールの名前を要求するデータベース ベンダーの場合は、casaxlib を指定します。

    [Close string]
    xa_close() 呼び出しで XAR に渡される文字列です。[Close string] を指定する必要があるかどうかについては、データベース ベンダーのドキュメントを参照してください。
    [Description]
    XAR 定義の説明のテキストを必要に応じて指定します。
    [Enabled]
    XAR を有効にする場合にオンにします。デフォルトでは選択されています。
    重要: [Open string] の構文の詳細については、データベース タイプに応じて、下記の xa_open 文字列に関するトピックを参照してください。
  5. [Add] をクリックします。
注: すべての必須フィールドに値を入力するまでは、XAR を追加できません。リージョンの実行中に XAR を追加した場合、その XAR は、有効になるとすぐに接続できます。