COBOL のコンパイラ指令の設定

コンパイラの動作は、指令を通じて制御することが可能です。たとえば、生成する出力やコンパイルするコード、コンパイルしたコードの実行時の動作などを制御できます。通常使用する必要がある指令は限られており、そのほとんどはデフォルト値を使用します。

重要: 一部の指令は、設定することで他の指令のデフォルト設定に影響します。たとえば、1 つの指令を設定することによって別の指令が自動的に設定解除される場合や、複数の指令の設定が相互に排他的である場合があります。

また、コンパイラ指令を設定するにはさまざまな方法があり、コマンド ラインや指令ファイルで指定したり、入力を求められたときの応答として指定したりできます。

各指令はスペースで区切ります。引数は角かっこまたは引用符で囲んで指定できます。たとえば、charset"ascii" dialect(MF) のように指定します。特定の指令で複数の引数を指定する場合は、スペースで区切ります。たとえば、outdd(sysout 121 r e) または ACTUAL-PARAMS"MyInterface ClassA ClassB" のように指定します。