ネイティブ COBOL のコンパイル時に使用される一時ファイル

注: 次の説明はネイティブ コードにのみ該当します。

コンパイラは、多数の一時作業ファイルを作成します。一時ファイルのサイズは、プログラムの内容および使用する指令 (特にデータ名と手続き名の数) に左右されます。コンパイラはこれらのファイルを、TMP 環境変数が存在する場合は指定されるディレクトリ内に生成し、存在しない場合は現在のディレクトリ内に生成します。

コンパイラは、通常、終了する前に一時ファイルを削除します。ただし、コンパイラがマシン障害などで異常終了した場合は、一時ファイルがディスク上に残ることがあります。残された一時ファイルは、別のセッションでコンパイラが動作していないときであれば、手動で削除できます。

コンパイルする前に、適切なディレクトリに一時作業ファイル用の十分な空きスペースがあることを確認する必要があります。