Directory Server ユーザーを AD LDS リポジトリに移行するには

これを行う前に、Enterprise Server 構成オブジェクトをサポートするようにターゲット リポジトリを拡張する必要があります。この方法は、使用している LDAP サーバーによって多少異なります。いずれの場合も、MFDS -L コマンドを使用して必要な拡張機能を含む LDIF ファイルを作成し、LDAP サーバーの対応するコマンドを使用してインポートします。

  1. mfds -e コマンドを使用して、ユーザーおよびグループの定義を含む LDIF ファイルを作成します。たとえば、コマンド ラインで次のように入力します。
    mfds -e "CN=Micro Focus,CN=Program Data,DC=local" "CN=Enterprise Server Users" 
    "CN=Enterprise Server Groups" "CN=Enterprise Server Resources" 1 mfds_users.ldf
    この例の説明:
    "CN=Micro Focus,CN=Program Data,DC=local" エクスポートしたすべてのエントリを割り当てるアプリケーション パーティションを指定
    "CN=Enterprise Server Users" エクスポートしたユーザーを割り当てるアプリケーション パーティション内のコンテナーを指定
    "CN=Enterprise Server Groups" エクスポートしたグループを割り当てるアプリケーション パーティション内のコンテナーを指定
    "CN=Enterprise Server Resources" エクスポートしたリソース定義を割り当てるアプリケーション パーティション内のコンテナーを指定

    これにより、LDIF ファイル mfds_users.ldf が作成されます。

  2. LDIFDE コマンドを使用して、生成された LDF ファイルを AD LDS にインポートします。次に例を示します。
    ldifde -i -f fds_users.ldf -s localhost:389 -k -v -j
重要: AD LDS コンテナーを変更するための必要な権限があり、コンテナーが書き込み可能になっている必要があります。