CBL_FILENAME_CONVERT

空白終了形式と null 終了形式の間でファイル名を変換します。

構文:

call 'CBL_FILENAME_CONVERT' using  fnc-func
                                   filename-in
                                   filename-out
                         by value  fnc-in-length
                         by value  fnc-out-length
                         returning fnc-ret

パラメーター

fnc-func
呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照):cblt-x1-compx
PIC:pic x comp-x
filename-in
呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照):pic x(n)
PIC:pic x(n)
filename-out
呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照):pic x(n)
PIC:pic x(n)
fnc-in-length
呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照):cblt-os-size
PIC:pic x(4) comp-5 または pic x(8) comp-5 (64 ビットのネイティブのみ)
fnc-out-length
呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照):cblt-os-size
PIC:pic x(4) comp-5 または pic x(8) comp-5 (64 ビットのネイティブのみ)
fnc-ret
呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照):cblt-rtncode

入力パラメーター:

fnc-func
変換の進行方法を定義します。
ビット 0
0 空白終了形式から null 終了形式に変換します。
1 null 終了形式から空白終了形式に変換します。
ビット 1
0 ビット 0 が 0 に設定されている場合に、ファイル名の末尾にある空白終了文字を使用して、filename-in の長さが決定されます。
1 ビット 0 が 0 に設定されている場合に、fnc-in-length によって、filename-in の長さが決まります。すべての文字がファイル名の一部として扱われます。
ビット 2
0 ファイル名を大文字に変換しません。
1 ファイル名を大文字に変換します。
ビット 3
0 ビット 0 から 2 によって決定される動作。
1 ビット 0 から 2 は無視され、ファイル名を空白終了のファイル名としてスキャンすることによって、filename-in の長さが決定されます。他の終了文字のリストを指定することもできます (下記参照)。
ビット 4 から 7
予約済み。ゼロに設定する必要があります。
filename-in
入力ファイル名。
filename-out
fnc-func のビット 3 が 1 に設定されている場合に、引用符で囲まずに記述されている際にファイル名を終了する文字のリストです。追加の文字がない場合は、Null ポインターを渡す必要があります。
filename-in-length
filename-in の長さ。
filename-out-length
fnc-func のビット 3 が 0 に設定されている場合、変換されたファイル名のバッファーのサイズです。

fnc-func のビット 3 が 1 に設定されている場合、filename-out (指定時) の文字数です。

出力パラメーター:

filename-out
fnc-func のビット 3 が 0 に設定されている場合、変換されたファイル名です。filename-in が無効な場合、このパラメーターは空のファイル名に設定されます (ビット 0 が 0 に設定されている場合は null、それ以外の場合は空白)。
fnc-ret
0 の場合は、エラーが発生したことを示します。それ以外の場合は、入力または出力された空白終了の名前の長さになります。

説明:

空白終了のファイル名は、空白文字で終わるファイル名から成ります。ファイル名に埋め込み空白文字が含まれている場合は、ファイル名全体を二重引用符で囲んでエスケープする必要があります。

null 終了のファイル名では、二重引用符はすべて削除されますが、埋め込み空白文字は維持されます。