バッチ イニシエーター SEP の起動

コマンド casout を使用して、バッチ イニシエーター SEP またはバッチ プリンター SEP をコマンド ラインから起動します。casout を使用する前に、casstart を使用してエンタープライズ サーバーを起動しておく必要があります。

Windows の例

次のコマンドは、エンタープライズ サーバー JCLDEMO のクラス A、B および C のバッチ イニシエーター SEP を起動します。

casstart -rJCLDEMO
start casout -iABC -rJCLDEMO

次のコマンドは、使用するマシンで「HP LaserJet 4L」と定義されたプリンターを使用して、エンタープライズ サーバー JCLDEMO のクラス A のバッチ プリンター SEP を起動します。

casstart -rJCLDEMO
start casout -bA -n"HP LaserJet 4L" -rJCLDEMO

次のコマンドは上記と同じですが、出力の処理をより詳細に制御するために、追加でプリンター出口 (SAMPPRNX) をインストールしています。

casstart -rJCLDEMO
start casout -bA -n"HP LaserJet 4L" -rJCLDEMO -xSAMPPRNX

上記のように、Windows start コマンドを使用して、別個のセッションで casout コマンドを実行することをお勧めします。

UNIX の例

次のコマンドは、エンタープライズ サーバー JCLDEMO のクラス A、B および C のバッチ イニシエーター SEP を起動します。

casstart -rjcldemo
casout -iABC -rjcldemo

次のコマンドは、使用するマシンで「HP LaserJet 4L」と定義されたプリンターを使用して、エンタープライズ サーバー JCLDEMO のクラス A のバッチ プリンター SEP を起動します。

casstart -rjcldemo
casout -bA -n"HP LaserJet 4L" -rjcldemo

次のコマンドは上記と同じですが、出力の処理をより詳細に制御するために、追加でプリンター出口 (SAMPPRNX) をインストールしています。

casstart -rJCLDEMO
casout -bA -n"HP LaserJet 4L" -rjcldemo -xsampprnx