ls2js コマンド

1 つ以上の JavaScript Object Notation (JSON) スキーマ ファイルおよび Web サービス バインド (WSBIND) ファイルを生成して、CICS アプリケーション プログラムを Web サービスとして公開します。
重要: Enterprise Server で CICS Web サービスを実行する前に、CICS Web サービスの前提条件」トピックの情報を確認してください。

構文:

ls2js {json-schema=json-filename|
       json-schema-request=request-filename
       json-schema-response=response-filename}
       pgmint={channel|commarea}
       pgmname=program-name
       reqmem=request-copy-file
       uri=address
       wsbind=bind-file
      [bundle=folder-name]
      [ccsid=ccsid]
      [contid=container-name]
      [data-truncation={enabled|disabled}] 
      [datetime={unused|packed15}]
      [jsontransfrm=transform-filename]
      [logfile=logfile]
      [mapping-level={3.0|4.0}]
      [operation-name=operation-name]
      [pdsmem=pds-prefix]
      [respmem=response-copy-file]
      [synconreturn={yes|no}]
ls2js -help

パラメーター:

json-schema=json-filename
JSON スキーマ ファイルの完全修飾名。リンク可能なインターフェイス専用です。
json-schema-request=request-filename
入力データ領域を含む JSON スキーマ ファイルの完全修飾名。json-schema-response=response-filename とともに使用する必要があります。要求/応答サービス専用です。
json-schema-response=response-filename
出力データ領域を含む JSON スキーマ ファイルの完全修飾名。json-schema-request=request-filename とともに使用する必要があります。要求/応答サービス専用です。
pgmint={channel|commarea}
channel
チャネル コンテナーを介してデータを渡します。
commarea
通信領域を介してデータを渡します。
pgmname=program-name
Web サービスとして公開する対象アプリケーション プログラムの名前。
reqmem=request-copy-file
Web サービス要求の高水準言語構造体を含むコピーブック ファイルの完全修飾名。
uri=address
Web サービスにアクセスするためにクライアントで使用する相対または絶対 URI。
wsbind=bind-file
Web サービス バインド ファイルの完全修飾名。
bundle=folder-name
バンドル ディレクトリおよびアーカイブ ファイル (.zip または .jar) のパスおよび名前。リンク可能なインターフェイス専用です。
ccsid=ccsid
実行時に文字データをアプリケーション データ構造体にエンコードするために使用する CCSID。
contid=container-name
JSON メッセージを表すために使用される、トップレベルのデータ構造体を保持するコンテナーの名前。指定されなかった場合、デフォルトで DFHWS-DATA に設定されます。
data-truncation={enabled|disabled}
enabled
固定長フィールド構造体で可変長データが許容されます。
disabled
固定長フィールド構造体で可変長データが許容されません。
datetime={unused|packed15}
unused
データ構造体内の長さ 15 (8 バイト) のパック 10 進数フィールドは使用されません。
packed15
データ構造体内の長さ 15 (8 バイト) のパック 10 進数フィールドは、CICS ABSTIME フィールドとして扱われ、タイムスタンプとしてマップされます。
jsontransfrm=transform-filename
CICS で JSONTRANSFRM バンドル リソースに使用する名前。また、生成された JSBIND ファイルの名前。リンク可能なインターフェイス専用です。
logfile=logfile
ls2js コマンドによって生成された出力情報を格納するログ ファイルの完全修飾名。指定されていない場合、ログ ファイルは生成されません。
mapping-level={3.0|4.0}
3.0
OCCURS DEPENDING ON 句はサポートされず、句のターゲットは個別のフィールドとしてマップされます。
4.0
OCCURS DEPENDING ON 句がサポートされ、句のターゲットは出現フィールドとともにマップされます。正しく機能させるためには、data-truncation=enabled が必要です。
operation-name=operation-name
生成された JSON ファイルで使用されるオペレーション名。指定されなかった場合、デフォルトで program-name にリテラル値 Operation を追加した値に設定されます。
pdsmem=pds-prefix
生成されたデータ構造体を含むコピーブックに使用するプレフィックス。リンク可能なインターフェイス専用です。
respmem=response-copy-file
Web サービス応答の高水準言語構造体を含むコピーブック ファイルの完全修飾名。
synconreturn={yes|no}
yes
リモート サービスは同期ポイントを発行できます。
no
リモート サービスは同期ポイントを発行できません。
-help
ls2js パラメーターに関する情報を表示します。