プロジェクトへの Adis サポートの追加

プロジェクトに Adis サポートを追加すると、Micro Focus COBOL の拡張 ACCEPT および DISPLAY 文のデフォルトの動作を変更できます。

Enterprise Developer には、RM/COBOL アプリケーションのモダナイズ用の構成を含むバージョンの Adis が同梱されています。

  1. ファイル システムで %COBDIR%\etc\ (Windows) または $COBDIR/etc/ (UNIX) をブラウズします。

    ADISCTRL を含むディレクトリが表示されます。

  2. このファイルを Eclipse 内のプロジェクト名上にドラッグし、カーソルが カーソル ドロップ アイコン (Windows) または カーソル ドロップ アイコン (UNIX) に変わったらドロップします。

    [File Operation] ダイアログ ボックスが開きます。

  3. [Copy Files] が選択されていることを確認し (元のファイルのリンクを作成するのではなく、コピーをプロジェクト内に作成するため)、[OK] をクリックします。

    そのファイルのコピーがプロジェクトに追加されます。

  4. 正しい Adis 構成を選択するには、次の手順に従います。
    1. Enterprise Developer コマンド プロンプトを使用して、プロジェクト ディレクトリ (ADISCTRL が格納されているディレクトリ) に移動します。
    2. adiscf」と入力し、Enter キーを押します。

      [adiscf.exe] ウィンドウが表示されます。

    3. F6 を押し、RM2VCOB 構成を選択します。

      Adiscf の RM2VCOB 構成

      すべての設定のリストについては、「付録 B - RM2VCOB のための ADISCTRL 設定」、「付録 C - RM2VCOB のための Adis キー マッピング」および「付録 D - RM2VCOB のための Adis キー機能のマッピング」を参照してください。

    4. Esc キーを 2 回押して終了します。
      注: 保存せずに終了するよう求められた場合は、NF4 を押してから Esc を再度 2 回押します。
  5. COBOL エクスプローラー ビューでプロジェクトを右クリックし、[Properties] を選択します。

    [<プロジェクト名> のプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  6. 左側のペインで [Micro Focus > ビルド構成 > Events] の順に選択します。

    右側のペインにイベントが表示されます。

  7. [Post-build event command line] ボックスに、copy ${basedir}\ADISCTRL ${basedir}\New_Configuration.bin\ADISCTRL (Windows)、または cp ${basedir}/ADISCTRL ${basedir}/New_Configuration.bin/ADISCTRL (UNIX) と入力し、[Apply] をクリックします。
    注: プロジェクトをデフォルトの New_Configuration.bin ディレクトリとは別の場所に作成する場合は、上記のコマンドを適宜変更してください。
  8. [OK] をクリックします。
    注: この環境のキーボード キーを構成する必要がある場合は、「キーボード構成ユーティリティ (keybcf)」を参照してください。