ES_JES_CONSOLE_MESSAGES

CASMG0001I メッセージをジョブの splmsg.dat リストに格納します。

構文:

ES_JES_CONSOLE_MESSAGES=Y|N

プロパティ:

デフォルト: ES_JES_CONSOLE_MESSAGES=Y

説明:

CASMG0001I メッセージは、JCL ジョブで実行されているプログラムが「コンソールへの表示」を実行すると生成されます。これらのメッセージは、他のメッセージとともに、splmsg.dat ファイルに格納されます。ESCWA/ESMAC にジョブ情報が表示されると、これらのメッセージも表示されます。

メッセージは、ジョブあたり 65535 個までに制限されます。その制限を超えると、最後に送信されたメッセージが、splmsg.dat にすでに格納されている最後のメッセージを上書きします。

プログラムから大量のメッセージが出力される場合は、上記の動作を回避する方法があります。メッセージが splmsg.dat に格納されないようにするために、ES_JES_CONSOLE_MESSAGES=N を設定できます。どちらに設定しても、CASMG0001I メッセージは引き続きジョブの JESYSMSG に含まれます。

これをジョブごとに構成できる JOB 文拡張もあります (以下の行を参照)。詳細については、「JOB 文拡張」を参照してください。

//*MFE:%CONSOLE_MSGS=Y|N