JVM COBOL アプリケーションのディプロイ

JVM アプリケーションはクラス (.class ファイル) の集まりであり、通常は .jar ファイル内に格納されます。

JVM アプリケーションをディプロイするときは、1 つ以上の Micro Focus .jar ファイルを含める必要があります。各 JVM アプリケーションと一緒に Micro Focus マネージ ランタイム mfcobolrts.jar をディプロイする必要があり、COBOL の内容によっては、さらに次の 1 つ以上をディプロイする必要があります。

  • アプリケーションで JSON PARSE 構文を使用する場合は mfidmr.jar
  • アプリケーションで SQL 構文を使用する場合は mfsqljvm.jar
  • アプリケーションで LE 呼び出し可能サービス API を使用する場合は mfle3790.jar

その他の要件は、アプリケーションをディプロイする環境によって異なります。

アプリケーション サーバーを使用しない JVM COBOL アプリケーション
JVM COBOL アプリケーションを .class ファイルにコンパイルします。必要に応じて、.jar ファイルとしてパッケージ化します (jar コマンドを使用)。必要なすべてのファイルを Enterprise Server と一緒にディプロイします (ライセンスが必要)。
アプリケーション サーバーで実行される JVM COBOL アプリケーション
JBoss、WebSphere、Tomcat などのアプリケーション サーバーに JVM COBOL アプリケーションをディプロイできます。

アプリケーションには、JVM COBOL コードのみが含まれていても、JVM COBOL コードおよび Java コードが混在していてもかまいません。EJB や Web サービス (REST や WSDL など) を使用できます。

ディプロイするには、以下を実行する必要があります。

  • アプリケーションを .jar.ear、または .war ファイルのいずれかとしてパッケージ化します。
  • アプリケーション サーバーにサーバーの要件に従ってファイルをディプロイします。
  • 上記のセクションに記載されている他の必要なファイルをディプロイします。これは、個別にディプロイすることも、アプリケーションの .ear ファイルまたは .war ファイルに含めることもできます。「Java による JVM COBOL 呼び出し」を参照してください。

この場合、Enterprise Server をディプロイする必要はありません。