Enterprise Server

エンタープライズ サーバーには、Mainframe Subsystem Support の有無にかかわらず、実行時にアクティブにできる診断が多くあります。

診断をオフにして構成されたアプリケーションの方が、より最適化されることは事実ですが、診断をオンにして実行することにもメリットがある場合があります。診断によって、予期せぬ問題を最初の発生時に調査できます。診断はリソースを消費し、問題判別機能とパフォーマンスの間には常に競合が存在します。問題の再現を試みたり単に診断をオンにして問題の再発生を待ったりするよりも、問題の最初の発生時に診断できることの重要性を判断する必要があります。

Micro Focus カスタマー ケア Web サイト (https://supportline.microfocus.com/examplesandutilities/index.aspx) からダウンロードできる『Enterprise and COBOL Troubleshooting Enablement Pack』で詳述される、適切な診断のレベルを設定するための推奨戦略があります。本ガイドで説明されている詳細に従い、特定のニーズに合わせて調整してください。

アクティブになる診断レベルの決定に加え、サーバーの実際のワークロードの予想が必要になる場合もあります。考慮すべき要因は多くあります。「パフォーマンスの考慮事項」を参照してください。