Oracle 用のデータストアの構成

ここでは、Oracle でデータストア データベースを構成する手順を示します。
EBCDIC data: デフォルトでは、Oracle は個々のテーブルの列を特定の照合順序で定義することはサポートしていません。これは、EBCDIC ファイル用に定義された英数字のキー フィールドを EBCDIC 照合順序を使用して明示的に照合できないことを意味します。代わりに、これらのフィールドは MFDBFH でバイナリ データとして定義され、バイナリ照合を使用して照合されます。ほとんどの場合は、バイナリ照合でも、想定される照合順序で EBCDIC のキーが処理されます。

ただし、厳密な EBCDIC 照合が必要な場合は、MFDBFH データストアをホストする Oracle データベースの作成時かアップグレード時に MAX_STRING_SIZE 構成パラメーターを指定して、その値を EXTENDED に設定する必要があります。デフォルトでは、Oracle データベースは MAX_STRING_SIZE=STANDARD で作成されます。データベースに MAX_STRING_SIZE=EXTENDED が設定されている場合、MFDBFH では、EBCDIC ファイルの英数字の各キー列について EBCDIC 照合を使用するように定義します。MFDBFH でキーが英数字として認識されるようにするには、ファイルを作成する COBOL プログラムを IXNUMKEY 指令を使用してコンパイルしておくか、ファイルのキー タイプを dbfhadmin -keytypes -add コマンドを使用して事前に定義しておく必要があります。