スプール ファイル

注意:Enterprise Developer バージョン 7.0 以前からアップグレードする場合は、JCL スプール ファイルを Enterprise Developer バージョン 7.0 Patch Update 1 以降で使用される形式に変換する必要があります。詳細については、「mfsplcnv スプール変換ユーティリティ」を参照してください。

MSS は、メインフレームのジョブ エントリ システムのスプーラー関数をエミュレートします。VSE、JES2、または JES3 のエミュレーションを選択できます。

MSS は、次のジョブまたは出力データ セットごとにスプール ファイルを作成します。

MSS では、JCL ジョブ ストリームは 1 つのジョブしか持てませんが、ジョブには複数のジョブ ステップを含めることができます。ジョブ ステップによって実行されるプログラムを指定するには、EXEC 文を使用します。これは、次のように直接行うことができます。

EXEC PGM=program-name

または、次のようにカタログ式プロシージャを使用して間接的に行うことができます。

EXEC PROC=procedure-name ---------> EXEC PGM=program-name.

[Catalog] ページにはスプール ファイルは含まれませんが、スプール ファイルにはデータ セット名が割り当てられます。

データ セット名が指定されていない場合、MVS 名は次のような形式になります。

Yyyyy.Smmdd.Shhmmss.Jjjjjjjj.Dnnnnn.ddname

データ セットが一時的である場合、MVS 名は次のような形式になります。

Yyyyy.Smmdd.Shhmmss.Jjjjjjjj.ANDAND.tempname

各要素を次に示します。