制約事項: 本トピックは、ネイティブ COBOL にのみ該当します。
Windows サービスをデバッグするには、サービスを実行しているコンピューターのコンソールにログオンする必要があります。
ライブラリ ルーチンまたは JIT デバッグを使用して、サービスをデバッグできます。
ライブラリ ルーチンの使用
Windows プロジェクトをビルドするために Visual Studio プロジェクトを使用している場合は次のようにします。
- Visual Studio を管理者として起動します。
- CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START への呼び出しをアプリケーションに追加します。
- [Wait for application attachment] 使用して、プロジェクトのプロパティを起動するように構成します。
- デバッグを開始します。
- CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START が実行されると、Visual Studio はサービスのデバッグを開始します。
CBL_DEBUG_START を使用した場合は、CBL_DEBUG_STOP を使用してデバッガーをアプリケーションから切り離すことができます。そのアプリケーションは、デバッグ機能なしで実行を再開します。
Windows サービスがプロジェクトでビルドされていない場合は、サービスの .idy ファイルのパスを指定する必要があります。サービスには、CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START への呼び出しを含める必要があります。
- Visual Studio を管理者として起動します。
- サービスのメイン COBOL プログラム ファイルを開きます。
- エディターの上部にあるバナーを使用して、プログラム シンボル ファイル (.idy ファイル) を参照し、それらをプログラムのプロパティに追加します。
- Windows サービスのコードに CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START の呼び出しを追加します。
- Windows サービスを実行します。
- CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START が実行されると、デバッガーが自動的に起動します。
CBL_DEBUG_START を使用した場合は、CBL_DEBUG_STOP を使用してデバッガーをアプリケーションから切り離すことができます。そのアプリケーションは、デバッグ機能なしで実行を再開します。
JIT デバッグの使用
- Just-In-Time デバッグを有効にします。
- Windows サービスのコードに CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START の呼び出しを追加します。
- Windows サービスを実行します。
- CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START が実行されると、デバッガーが自動的に起動します。