条件付きレイアウトには、レイアウト内のグループ以外のフィールドに付加できる条件が含まれています。条件は、フィールドの値に対して照会される真偽文です。レイアウト内のすべての条件が特定のレコードに対して真である場合、そのレイアウトを使用してレコードが表示されます。真でない条件がある場合、レコードはデフォルトのレイアウト (または別の条件付きレイアウト) を使用します。
たとえば、本セクションのチュートリアルでは、スタッフ データ ファイルを使用し、1 つのデフォルトのレイアウト (「employee」) と 2 つの条件付きレイアウト (「executive」および「manager」) を設定します。各条件付きレイアウトには、スタッフの種類を指定するフィールドを照会する条件があり、値に応じて適切なレイアウトが使用されます。
デフォルトのレイアウトを含まない構造ファイルを使用している場合、その構造ファイルの条件付きレイアウトを使用できないレコードはフォーマットされていないものとして表示されます。
複数のレイアウトを使用できるレコードの場合 (つまり、複数のレイアウトのすべての条件に一致する場合)、レコードは、[Selected Layouts] ペインに条件付きレイアウトが表示される順序に基づいて、最初のレイアウトを使用します。