メインフレーム COBOL 方言を使用して記述された COBOL アプリケーションの場合、そのアクセス先となる DB2 LUW データベースで EBCDIC 照合順序を使用する必要があります。HCO Create Database ツールを使用すると、メインフレーム COBOL 方言を使用してコーディングされた COBOL アプリケーションからのアクセス用に、Windows または UNIX プラットフォーム上で互換性のある DB2 LUW データベースを作成できます。
この Create Database ツールは、DB2 LUW 用 HCO ユーザー インターフェイスから (Windows のみ)、または mfhco create (Windows) あるいは cobmfhco create (UNIX) を使用して利用できます。詳細については、mfhco create コマンドと cobmfhco create コマンドのトピックおよび「データベースの作成」トピックを参照してください。
Create Database ツールを使用してデータベースを作成する前に、「サポートされている国別コード」トピックに記載されている適切な国別コードの値を MFCODESET 環境変数に設定してください。MFCODESET を正しく設定すると、データベースの EBCDIC 照合順序とアプリケーションの CHARSET EBCDIC の動作が一致することが確保されます。各国の正しいコードは、プラットフォームによって、またデータベースでユーロ (€) 文字の変換への対応が必要かどうかによって異なる場合があります。
既存のデータベースの作成に使用されたコード ページは、データベースに接続し、DB2 コマンド プロンプトを起動し、get db config コマンドを発行することで判別できます。詳細については、IBM の「GET DATABASE CONFIGURATION コマンド」を参照してください。
以下は、データベース コード ページ 1252 を示す get db config 出力の例です。
C:\Program Files\IBM\SQLLIB\BIN>db2 get db config Database Configuration for Database Database configuration release level = 0x1400 Database release level = 0x1400 Database territory = En_US Database code page = 1252 Database code set = 1252 Database country/region code = 1 Database collating sequence = UNIQUE Alternate collating sequence (ALT_COLLATE) = Number compatibility = OFF Varchar2 compatibility = OFF