特定のプログラム文に条件式を使用したブレークポイントが設定されている場合、そのプログラム文の前に到達するたびに実行中のプログラムが中断され、デバッガーが起動されて次のように処理されます。
- 条件が評価されます。評価は常にプログラム文の環境および言語で行われます。条件が偽で、Else アクション リストが指定されていない場合、プログラムの実行が続行されます。条件が偽で、Else アクション リストが指定されている場合は、Else アクション
リストが実行されてプログラムの実行が続行されます。条件が真の場合は、デバッガーで次の処理が実行されます。
- ブレークポイント カウンターが増分されます。
- このブレークポイントに対して Ignore フラグがオンになっている場合、実行が続行されます。
- このブレークポイントのスキップ数がゼロ以外の場合、カウントが減分されて実行が続行されます。ただし、ブレークポイントが無視された場合はスキップ数は変わりません。
- デバッガーからブレークポイントの通知が報告されます。
- アクション リストが指定されている場合は実行されます。アクション リストでプログラムの実行を続行するように指定されることもあります。