RETURNS は、エントリ名属性であり、そのエントリの値がデータ型 t の値を返す関数プロシージャを指定していることを示します。この場合の t は、データ型を指定する属性のリストです。形式は次のとおりです。
RETURNS[(t)];
次に例を示します。
DECLARE F ENTRY(FIXED) RETURNS(POINTER); DECLARE G ENTRY(FLOAT) RETURNS(CHARACTER(32)VARYING);
この例では、F は、ポインター値を返す関数プロシージャの名前として宣言されています。G は、最大長が 32 文字である可変長の文字列値を返す関数プロシージャの名前として宣言されています。
RETURNS 属性で指定する文字列の長さは、整数定数でなければなりません。RETURNS 属性で指定できる属性は、データ型属性のみです。DIMENSION またはレベル番号は、配列または構造体を返すことができないため、指定できません。