算術値または文字列値をピクチャ値に変換する際は、「データ型」の章の「ピクチャ データ」のセクションで説明されているように、最初にピクチャで記述された固定小数点値に変換されます。その後、その 10 進値が長さ w の文字列に編集されます。w はピクチャに含まれる文字「V」を除く文字数です。
ピクチャで記述された固定小数点値で小数点の左側のすべての桁を保持できない場合、プログラムで誤って処理され、予期しない結果になることがあります。小数点以下の余分な桁は切り捨てられます。
固定小数点値からのピクチャ値の生成は、「データ型」の章の「ピクチャ データ」で説明されているように、ピクチャ編集文字で制御されます。
固定小数点値が 0 の場合、ピクチャに文字「9」が 1 つも含まれていないと、使用されているゼロ抑制ピクチャ文字に応じて w 個の空白文字または w 個のアスタリスクでフィールドが埋められます。
負の値は、ピクチャに符号ピクチャ文字が少なくとも 1 つ含まれていないと編集できません。このルールに違反している場合は、エラー状態が通知されます。