メッセージ ファイルを使用するには、.msg ファイルを .lng ファイルに変換する必要があります。これを行うには、変換プログラムを実行します。
次の構文を使用して、コマンドまたはシェル プロンプトから変換を実行します。
Windows:
msgc /l filename.msg
UNIX:
gencat filename.lng filename.msg
filename.msg は、前に作成したファイルの名前です。
これにより、.msg ファイルが検証され、そのファイルから .lng ファイルが生成されます。
その .lng ファイルを、アプリケーションのメインの実行可能ファイルが格納されているディレクトリのサブディレクトリに配置して、アプリケーションの実行時にランタイム システムによってそのファイルが取得されるようにする必要があります。ディレクトリの名前は次のようにする必要があります。
Windows:
lang\<locale-name>
UNIX:
lang/<locale-name>
ここで、<locale-name> は次のいずれかです。
locale-name | 言語 |
---|---|
en_US | 英語 (アメリカ) |
en_GB | 英語 |
ja_JP | 日本語 |
fr_CA | フランス語 (カナダ) |
da_DK | デンマーク語 |
nl_NL | オランダ語 |
fi_FI | フィンランド語 |
fr_FR | フランス語 |
de_DE | ドイツ語 |
it_IT | イタリア語 |
nb-NO | ノルウェー語 |
pt_PT | ポルトガル語 |
es_ES | スペイン語 |
sv_SE | スウェーデン語 |
cs_CZ | チェコ語 |
kr_KO | 韓国語 |
zh_CN | 中国語 |
default | その他すべてのロケールの場合、または必要なロケール ディレクトリが存在しない場合に使用する |
たとえば、スペイン語用の msg-file.lng を生成する場合は、アプリケーションのメインの実行可能ファイルが格納されているディレクトリの \lang\es_ES (Windows) または /lang/es_ES (UNIX) サブディレクトリに配置する必要があります。
要求された .lng ファイルがこの場所に見つからない場合、ランタイム システムは次に現在のディレクトリを調べ、次にインストールされている COBOL 製品の言語ファイルを調べます。