cobutf8 ユーティリティを使用してアプリケーションを実行すると、次のエラー メッセージが生成される場合があります。
- Could not execute cmdline <cmdline>
- cobutf8 は指定されたプログラムを実行できませんでした。構文が正しいこと、および指定されたプログラムが存在することを確認してください。
- Internal COBUTF8 Error: <error no>
- 内部エラー。SupportLine に連絡し、<error no> を伝えてください。
- Locale is not set to UTF-8
- システム ロケールが UTF-8 ロケールに設定されていません。UTF-8 ロケールは、cobutf8 ユーティリティの前提条件です。
- COBUTF8 not set
- COBUTF8 環境変数が設定されていません。この変数を cobutf8.cfg で指定したターゲット ロケールに設定します (例:COBUTF8=ja_JP.sjis)。
- Failed to set locale: <locale>.Please set environment variable COBUTF8 to a valid locale
- COBUTF8 環境変数に格納されているロケールは、オペレーティング システムでサポートされていません。COBUTF8 を有効なロケールに設定してください。
有効なロケールのリストは、$COBDIR/etc/ にある cobutf8.cfg 構成ファイルにあります。
サポートされているロケールを一覧表示するには、locale -a コマンドを使用します。必要なロケールがリストにない場合は、次のコマンドを使用してインストールできます。
localedef -f <locale-name> -i <file-name>
例:
localedef -f SHIFT_JIS -i ja_JP ja_JP.SJIS
- Invalid conversion mapping between <locale1> -> <locale2>
- cobutf8 が UTF-8 とターゲット iconv 間の変換マッピングを作成できませんでした。有効な iconv エントリを cobutf8.cfg 構成ファイルに含めてください。
- 有効な iconv のリストを参照するには、iconv -l コマンドを使用します。
- Could not map locale <locale> to iconv encoding
-
COBUTF8 環境変数で指定したロケールには、有効な文字セットへの iconv マッピングがありません。COBUTF8 を cobutf8.cfg 構成ファイルで指定されたロケールに設定するか、構成ファイルを編集して独自のマッピングを追加します。
- Failed to open mapping file: <path>
- cobutf8 ユーティリティが cobutf8.cfg 構成ファイルを開けませんでした。構成ファイルが $COBDIR/etc/ にあること、およびファイルへの読み取りアクセス権があることを確認してください。