プログラムで定義されたファイル節のデータ項目または作業場所節のデータ項目のどちらを含む XML モデル ファイルをコンパイル時に生成する必要があるかを指定します。
制約事項: XMLGEN は、XML 拡張でのみ使用できます。詳細については、「
XML 拡張」を参照してください。
構文:
>>-.--XMLGEN--.------------.---.---><
| +-(ws)-------+---|
| +-(WS)-------+---|
| +-(pathname)-+---|
| +-($env-var)--+--|
| |
+--NOXMLGEN-----------------+
パラメーター
- なし
- パラメーターなしで XMLGEN を使用した場合、ファイル節のデータ項目のみ (作業場所節のデータ項目なし) のモデルを含む XML モデル ファイルがプロジェクト ディレクトリに生成されます。
注: XML モデル ファイルは、XML 拡張のランタイム環境からアクセス可能である必要があります。ファイルをアクセス可能にするには、そのファイルをシステム パスに追加するか、そのファイルをプログラムの実行ディレクトリに移動してください。
- WS および ws
- 作業場所節のデータ項目のみ (ファイル節のデータ項目なし) を含むモデルを生成します。
- pathname
- 生成された XML モデル ファイル用の別の場所として使用する絶対パスまたは相対パス。
注: 文字
ws または
WS で始まるパスを指定する場合は、XMLGEN で
ws の文字が
WS または
ws パラメーターの指定と誤って解釈されないように、スラッシュ (
/) またはドットスラッシュ (
./) をパスの先頭に付けてください。
- $env-var
- 生成された XML モデル ファイル用の別の場所として使用する絶対パスまたは相対パスに設定された環境変数。
プロパティ:
デフォルト: |
NOXMLGEN |
段階: |
構文チェック |
$SET: |
任意 |
説明:
- XMLGEN は、ws または WS が指定されているかどうかに応じて、ファイル節のデータ項目または作業場所節のデータ項目のどちらかを含む 1 つの XML モデル ファイルを生成します。1 回のコンパイルで、ファイル節と作業場所節の両方の記述を生成することはできません。
- XML モデルの出力ファイル名は、次のようになります。
source-name.xml
source-name は、指定された COBOL ファイルのプレフィックスです。
- XMLGEN は、既存の出力ファイルを上書きします。
- 作業場所節のデータ記述を含む XML モデル ファイルを別のディレクトリに生成するには、XMLGEN 指令を 2 回指定します。1 つ目の XMLGEN で pathname または $env-var パラメーターを指定した後、2 つ目の XMLGEN で WS または ws パラメーターを指定します。この順序を逆にすると、指定したパスに出力ファイルが作成されますが、作業場所節のデータ項目ではなくファイル節のデータ項目が含まれます。
例:
ファイル節のデータ項目を含む XML モデル ファイルを、プロジェクト ディレクトリに生成する場合
XMLGEN
ファイル節のデータ項目を含む XML モデル ファイルを、c:\users\bob ディレクトリに生成する場合
XMLGEN(c:\users\bob)
作業場所節のデータ項目を含む XML モデル ファイルを、プロジェクト ディレクトリに生成する場合
XMLGEN(ws)
作業場所節のデータ項目を含む XML モデル ファイルを、c:\users\bob ディレクトリに生成する場合
XMLGEN(c:\users\bob) XMLGEN(ws)
作業場所節のデータ項目を含む XML モデル ファイルを、XMLPATH 環境変数で指定したディレクトリに生成する場合
XMLGEN($XMLPATH) XMLGEN(ws)