元のまたは変更された JCL を使用して、Micro Focus Batch Scheduler の mfbsijcl コマンドで JCL ジョブを再開できます。
- 元の JCL
- 次の例では、mfbsijcl コマンドおよび元の JCL を使用してジョブを再開する方法を示します。また、/jrestart の標準オプションの例も示します。
mfbsijcl /jrestart:1234567#fSTEP2:PSTEP(1)
- 変更された JCL
- mfbsijcl コマンドを使用して、変更された JCL でジョブを再開するには、次の構文を使用します。
mfbsijcl {/j<modified-JCL-file> | <basejcl>} /jrestart:<standard-parms>
詳細は次のとおりです。
- modified-JCL-file
- 変更された JCL ファイルのフル パスまたは相対パスおよびファイル名。
- basejcl
- mfbsi.cfg ファイルにある JCL-Submit および JCL-Exit を使用して解決される JCL ベース。
- standard-parms
- このトピックで別途明記されている /jrestart オプションの有効なパラメーター。
次に例を示します。
mfbsijcl /jC:\Temp\modified.jcl /jrestart:1234567#fSTEP2:PSTEP(1)
mfbsijcl /j/tmp/modified.jcl /jrestart:1234567#fSTEP2:PSTEP(1)
mfbsijcl basejcl /jrestart:1234567#fSTEP2:PSTEP(1)
変更された JCL を使用してジョブを再開する場合:
- 新しいジョブ番号がジョブに割り当てられます。
- 初期 JOB 番号 (/jrestart:nnnnnnn で指定) の JESYSMSG および関連する MFELX*.dat ファイルが使用可能である必要があります。
Notes:
- スラッシュ (/) の代わりにダッシュ文字 (-) を使用できます。
- ほとんどのパラメーターは、大文字と小文字が区別されます。たとえば、ステップ名およびプロックステップ名は大文字で指定する必要があります。
- 高度な再開に関連するエラーの大部分は、OS Rc 220 コードで返されます。
- mfbsijcl 置換フェーズ (標準または Control-M) を再度実行する必要がある場合は、JCL 自体に変更が加えられていなくても、変更された JCL 構文を使用します。
高度な再開機能の詳細については、「高度な再開機能」のトピックを参照してください。