単体テストのタイプ

COBOL 単体テスト プロジェクトまたはリモート COBOL 単体テスト プロジェクトに追加できる単体テストには、次のように、さまざまなタイプがあります。

プログラム単体テスト

最も基本的な形式では、プログラム単体テストは、テスト対象のソース コード、テスト コード自体、および Micro Focus Unit Testing Framework を通じてプログラムを実行するために必要なすべてのサポート コードとメタデータを含む単一のフィクスチャ ファイルになります。これらのスタンドアロン テストは、他のプロジェクトに依存しません。

もう 1 つのタイプのプログラム単体テストには、ワークスペース内の別のネイティブ COBOL またはメインフレーム プロジェクトを呼び出す機能があります。これにより、ソース コードをネイティブ プロジェクトにそのまま残すことができ、単体テスト プロジェクトのソースに対してテスト ケース コードを記述して実行できます。

このタイプの単体テストは、ソース プログラム内の複数のエントリ ポイントを呼び出すことも、データ ソースから読み取った値を同じテスト コードに繰り返し渡すデータ駆動型テストにすることもできます。データ駆動型テストの場合、ソース プログラム内の 1 つのエントリ ポイントのみをテストできます。

自己完結型単体テスト

自己完結型テストは、テスト対象のプログラムが Micro Focus Unit Testing Framework で実行されている場合にそのプログラムにテスト コードを挿入できる単体テストです (ネイティブ COBOL およびメインフレーム COBOL ソースのみ)。

これにより、プログラム テストよりも詳細なレベルでテストできます。ソース コードおよびテスト コードを 1 つの作業単位として実行すると、単体テストで、ソース プログラム内の任意のセクションまたは段落に対してテスト アサーションを実行できます。これにより、プログラム テストで必要となる場合が多いテスト セットアップおよびティアダウン コードが不要になります。

ソース プロジェクトが実行可能ファイルにビルドされている場合、使用できるのはこのテスト タイプのみになります。

ソース プロジェクトおよび単体テスト プロジェクトが同じリモート接続を共有している (つまり、同じリモート マシン上にある) 場合、これら両方のタイプの単体テストをリモート プロジェクトでも使用できます。